時間と風景の中で

ジョウバフィットネス始めます

なんだか大げさな感じがしないでもないんですけど
今までカラダづくり、体力づくりなんて
ほんと縁がありませんでした。

実は、この夏ちょっと異変が起こりました。
通常夏って体重が落ちるものだと思っていました。
ところが、なにがどうなったのか気がついてみると、確実に増えています。
三ヶ月前までウエストでくるくる回っていたスカートが
ぴったりサイズに！！
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　へぇ～興味津々やわ～

えっ、うそでしょ。なにがどうなったの？
生まれて初めての経験です、これ。
それはそれで、ちょっと喜ばなきゃなんないかなと
悠長なことを思っていたのもつかの間
いまだかつて未経験の領域へ、ヘルスメーターの数字が動いた！怖い！

もうじっとしていられません。
よし運動運動っと思ったのですが、どうすればいいかわかんない。
フィットネスクラブは絶対に続かないし、2、3回通って挫折するだろうしなぁ。
ということで、これを手に入れました（一番やすいやつ）
来月のボーナスと年末調整の還付金を当ててみました。




乗馬の経験はないけれど
馬に乗ったらこんな感じなのかな。
乗馬療法の効果を取り入れてるんですって。
いろんな揺れ、スピードを組み合わせて
上半身、下半身、全身運動を繰り返します。



１５分のコースをメニュートッカエヒッカエやると
意外とおもしろいんですよね
ここ数日がんばってるので、ちょこっと筋肉痛です。








好きな音楽を聴きながらお家フィットネスがんばります。
みなさんのカラダづくり、体力維持はどんなふうにやってるんでしょうね。

やってみたいなぁ～って思われるお近くにお住まいの方（に限りますよね）
どうぞどうぞお越しください。歓迎です。
いっしょにジョウバフィットに乗ってカラダづくりをやりましょう！
　
　　　　　　　　とにかく、がんばって続けま～す！

続・三丁目の夕日

人ってやっぱりいいですね。
昭和の古き良き時代の日本は
こんなにも穏やかな時間が流れていたんですね。



子供が子供らしい遊びをして
大人はとなり近所の心配事をみんなで引き受けて。
お金を出しても買えない心
お金があっても幸せなんかじゃない人の心

大切なものって何？
そんなことを教えてくれるあたたかい映画です。

　エンドロールで流れるバンプオブチキンの「花の名」も気持ちが安らぎます。
　　　　　やっぱり泣けるよぉ～

「ノラや」 のこと

長い時間猫と過ごしていても、やっぱりわからないこともあります。
ニャアと言って鳴く、このニャアは遊んでほしい時のだよね。
じゃあ、このニャアはお腹がすいているんだよね。

一日の時間の流れを毎日毎日繰り返せば
たいていのことはわかります。
けれど、突然前ぶれもなく家を出て帰ってこなかったとしたら…

「ノラや」　（内田百閒：著）は可愛がっていたノラがいなくなってから
一年半の間ノラを待ち、追想するとても切ないお話です。（エッセーです）


じゃあ今から出かけるね、帰りは夕方の何時だからと
人間のようにきちんとしゃべってくれれば
待っている方は気軽に行ってらっしゃいと言って
送り出すこともできるわけですが…

ノラがいなくなって一年半
作者は方々に手をつくし探しますが結局見つかりません。
家中にノラにつながるものがあふれかえっていて
それを見るたびに声を上げて泣きます。
大の男がワアワアと声をだして泣くんです。

ノラの使っていた物に向かって、ノラやノラやと呼びかけ
あんなことがあったね、こんなこともしたねと
回想しては涙を流すシーンは、なまらなく切ないです。



ノラがやってくるまで猫に関心のなかった作者は
一年ちょっとを過ごしたノラに、今まで味わったことのない感情を持つのです。
その愛情の深さは読んでいる私にもズシズシと伝わって
電車の中で何度も泣きそうになりました。（実は涙がでました）

猫にもいろんな事情があるんだろうなぁ。
けれどこちら人間にも心の準備が必要なんですよね。

お別れというのはどんな時だってつらいです。
過ごした時間の長さだけじゃなく、生活を共にした家族の一員だから
せめて心残りのないお別れができればと
生物と暮らしている人ならきっと、心の底からそう思うんですよね。

　　　　猫語がしゃべれたらなぁ～

街はキラキラがあふれています

ある年の１週間前にこの世に生まれてきました。
あっ、もちろん私のことです。
その日は何人かの友達や知人にお祝いをしてもらって
一年振りの幸せ気分でした。みなさんありがとう。

毎年この時期、月日は容赦なく過ぎるんだなぁって
嫌と言うほど思ったりします。ほんと嫌ですよねぇ。
（これでまたひとつ年が増えてしまったぞ）

あっ、そんなことはさておきまして
今、あちらこちらでクリスマスの準備に街は忙しそうです。
街中がキラキラしてるって素敵ですよね。
わけもなく浮かれたりします。
いい大人ですが、やっぱりこんな時はうきうきですね。

いつもの通り道で見かけた光景
ちょこっと幸せ気分にひたれるかも。



　　　　

　　　　　トナカイ、見えますか？







　　　　　　　　　　　　　　誰かが誰かに渡すプレゼント
　　　　　　　　　　　　　　探している時も楽しい時間が流れます。




いいですね。街が華やいでいると、私までも華やいだ気持ちになりますね。
クリスマスの本番まであと１月以上もあるけれど
さてさて、みなさんはどんなふうに過ごされますか。




私、そうですね
我が家のサンタとトナカイとクリスマスのリハーサルでもしようかな。
二人とも大アップのおまけ！！！

賢治の星めぐり 銀河鉄道の夜

ずっと以前にも星めぐりのことをお話したことがありますよね。
大好きな宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」は
主人公ジョバンニと友達カンパネルラが星めぐりをする
とても幻想的な物語です。

私は大人になって、賢治のことを知りたくて
数年前に故郷の岩手県花巻市を訪ねました。
初秋の賢治祭に合せてゆかりの土地を歩いた時
あぁ～やっぱり賢治の人柄はここから生まれたんだ。
そう思いました。

いろんな場所を歩けば歩くほど、いろんな側面が見えてきて
その旅は楽しくて仕方なかったのを覚えています。

そして昨日、大阪市立科学館で
銀河鉄道の夜の映像を観てきました。


ドームに広がるデジタル映像は、もうすごいのなんのってね。
まるで鉄道に乗って銀河の星めぐりをしている気分。
物語の主人公たちの目が、見ている私たちの目になっているんです。
車窓から見える風景がすぐそこにせまってて
どんどんどんどん吸い込まれていって
いつの間にかそこに立っている感じなんですね。


ファンタジーなのにこんな臨場感が味わえるなんて
すごいよ。初めての体験。
見終わったら涙がじわってでてましたぁ。

この風景を作り出したKAGAYA氏（映像作家）は
子供の頃にこの作品を読んで
銀河の風景を表現してみたくなったそうです。

うん、わかる、わかります。
KAGAYA氏の熱い心が伝わってきますものね。





　　

　　早起きしてチケットを手に入れてよかったよ。
　　あまりの人気に
　　開館1時間でチケットが完売するってのは本当でした。
　　これ、絶対皆さんにも（お近くの方ですけどね）
　　お薦めです。
　　　　　　　　
　　　　※　上映は11時と3時（月～金は3時のみ）
（全国の街のどこかで上映。終わってる所もありますが）
　　　
　　　お子さまも、大人も、おじさんも、おばさんも
　　　サラリーマンのお方も
　　　いっぱい来られてた。わかるなぁぁぁ。

　

　　　　　　　　　　　　　星が好きな人、そうでもない人
　　　　　　　　　　　　　けど、なんだか興味がわいてきたぞって人
　　　　　　　　　　　　　是非どうぞ。
　　　　　　　　　　　　　感動間違いありません。
　　　
　　　　　　　　　　　　　この星めぐり、一度体験すれば
　　　　　　　　　　　　　きっと「銀河鉄道の夜」を読みたくなりますから。

すでに晩秋の函館から登別、そして旭山動物園へ

しばらく、旅先でのお話をしようと思います。
数年前に訪れた北海道は
ラベンダーの花が咲く初夏の富良野や美瑛が初めてでした。

季節感がしっかりとあらわれる北海道の自然は
ただそこにいるだけで、景色を眺めているだけで
人の心をとても大きくしてくれる気がしますね。

観光を終えた後は、温泉に浸かって体をほぐすのも
今回のちょっとしたお楽しみでした。
普段ゆっくりお湯に浸かることの少ない私ですが
お肌や髪の毛の質まで変わったかも（？）と思えるほど
温泉のイオウ効果は抜群でした。

では、毎日の喧騒から離れてリフレッシュした
三日間の出来事にお付き合いください。

　　　　函館ベイエリアや元町の散策




チャチャ登りというのは、おじいちゃんが腰を曲げて登る坂というところから
名前がついたそうです。
チャチャはアイヌ語でおじいちゃん。

この夜は湯の浜温泉につかって、お料理をいただいた後
揚げねぎ入りのラーメンを食べにでかけました。
すごっ！


二日目
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星型の五稜郭（新政府の役所）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１８６４年、日本発のヨーロッパ建築　　　　


お昼からは大沼公園
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　絶景ですね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　バス駐車場にいたノラニャンコ

この猫ちゃんは近所のお店の人がお世話をしているとのこと。
それを聞いて安心。
頭をなでるとヒザの上に乗ったまま、離れようとしなかったので
思わず連れて帰りたくなったよなぁ～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トラピスチヌ修道院

　　　　


















ここにお使えしている修道女は、一生家族や他人との交流はできないということです。
たとえ死を迎える時がきたとしても。
５０ヘクタールの敷地内で、作業やお祈りが行われているそうです。



夜になって登別へ向かいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　街角にたってる鬼
　


地獄温泉で体をほぐして、あぁ～ごくらくですぅぅぅぅ～




最終日はメイン旭山動物園へ


今、日本で一番有名だといわれているところです。
園内には他にも多くの動物がいますよ。
２時間半かけて、ゆっくり遊びました。
動物園の横には遊園地があって
以前は動物だけでは人が来ないということで始められたそうですが
その必要もなくなって、遊園地は閉鎖になりました。
けれど、いつかここも動物たちの憩う場所になるんですって。


最後にバスを降りた時目にした看板


えっ、なになに？
我が家のママチ
もしかすると、北海道から流れ流れてきちゃったの？
魚を焼く女って…


３日間の旅は終わりました。
違う世界から舞いもどれば、新しいエネルギーがちょっとだけでも増えてる。
本当でも錯覚でも、その気になって明日が始められる気がします。
旅って、そういう不思議な力があるのです。