2008年 04月 16日
きみに読む物語 |
もし大切な人が過去の記憶を失ってしまったら
私ならどんなふうに過ごしていくのだろう。
そんなことを思った映画 「きみに読む物語」 です。

美しい湖のほとりの療養所で暮らす
上品な老婦人のところへ
ある物語の読み聞かせをするために
初老の男性がおとずれます。
婦人の頭の中からはすべての過去が消え去っているけど
男性の話す物語を聞いている時は
興味深くうなづいたり、結末を気にしたり
とても穏やかな時間が流れます。
外を見ると、湖にはたくさんの白鳥が群がっていて
まるでどこかの別荘地のような情景に心が落ち着きます。
婦人が認知症と診断され、もはや回復のきざしはないと
医師から言われていることに男性は異議をとなえます。
それは、「愛が科学(医学)では証明されない奇跡だって起こすかもしれない」と。
来る日も来る日も明るく前向きに、読み聞かせを続けます。
その物語というのは、実は自分たちのことで
二人の間には、キラキラした青春時代があり、恋をし、別れ
再会して今日に到るまでの
とても大切な大切な歴史がありました。

夫であることを認識できない婦人は、物語を聞いていくうちに
少しずつ何かを思い出します。
もしかするとこの物語は自分の過去のことなの?
そして、目の前の男性は自分の夫なの?
想像をはるかに超えたラストシーン
じわじわって、暖かい涙が流れますよ。
人を好きになること、恋をすること、別れること、老いること
病気になること、そして死を迎えること。
人生の中でいつかどれも経験する出来事ですよね。
最後にどんな終わりを迎えるか誰もわからない
けどこの映画のように、大切な人と大切なことを話しながら
過ごすことができたらどんなにいいだろうって
うん、ほんと、心からそう思いましたよ。
静かな感動を味わえる、素敵な映画でした。
私ならどんなふうに過ごしていくのだろう。
そんなことを思った映画 「きみに読む物語」 です。

美しい湖のほとりの療養所で暮らす
上品な老婦人のところへ
ある物語の読み聞かせをするために
初老の男性がおとずれます。
婦人の頭の中からはすべての過去が消え去っているけど
男性の話す物語を聞いている時は
興味深くうなづいたり、結末を気にしたり
とても穏やかな時間が流れます。
外を見ると、湖にはたくさんの白鳥が群がっていて
まるでどこかの別荘地のような情景に心が落ち着きます。
婦人が認知症と診断され、もはや回復のきざしはないと
医師から言われていることに男性は異議をとなえます。
それは、「愛が科学(医学)では証明されない奇跡だって起こすかもしれない」と。
来る日も来る日も明るく前向きに、読み聞かせを続けます。
その物語というのは、実は自分たちのことで
二人の間には、キラキラした青春時代があり、恋をし、別れ
再会して今日に到るまでの
とても大切な大切な歴史がありました。

夫であることを認識できない婦人は、物語を聞いていくうちに
少しずつ何かを思い出します。
もしかするとこの物語は自分の過去のことなの?
そして、目の前の男性は自分の夫なの?
想像をはるかに超えたラストシーン
じわじわって、暖かい涙が流れますよ。
人を好きになること、恋をすること、別れること、老いること
病気になること、そして死を迎えること。
人生の中でいつかどれも経験する出来事ですよね。
最後にどんな終わりを迎えるか誰もわからない
けどこの映画のように、大切な人と大切なことを話しながら
過ごすことができたらどんなにいいだろうって
うん、ほんと、心からそう思いましたよ。
静かな感動を味わえる、素敵な映画でした。
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by yuki-amori
| 2008-04-16 22:33
| 映画時間