2008年 11月 13日
おくるひと、おくられるひとの儀式 |
モントリオール映画祭でグランプリに輝いた映画
「おくりびと」
人生最後の旅立ちのお手伝いをする、納棺師のお話です。
主人公は交響楽団のチェロ奏者をしていましたが
突然解散を告げられ、職を失ってしまいます。
妻と故郷山形へ帰って新たな出発をするため
求人広告を見て面接に行きます。
そこはNKエージェントという旅行代理店のように思える会社。
実は旅のお手伝いではなく、人生最後の旅立ちのお手伝い
納棺師の仕事だったのです。
「NK」という社名は
NOKAN(納棺)からつけられたというわけですね。
面接当日、履歴書も見られずに入社が決まった主人公は
とまどいを隠すことができません。
社長に気に入られ、天職だと言われながらも
どんどん仕事が舞い込み
おぼつかない状況の中、見よう見まねで段取りをこなしていきます。
妻にも同級生にも本当のことが言えないまま
時間だけが過ぎたある日
同級生の母親(おばちゃん)の死を知らされ
旅立ちの支度に出向きます。
おばちゃんの身体を清め、白装束を着せ化粧をほどこす
その仕事をじっと見つめる妻と同級生は
いつのまにか主人公の静謐な姿に見入り心を打たれます。
いろんな事情、いろんな人生を送った人の死に立ち向かうということは
とてもドラマチックです。
いくつかの笑いと涙のシーンを織り交ぜながら
映画はラストシーンへ…
私、ほとんど半分は泣いていました。
実はモックン(主人公)も広末(妻)も好みの役者さんではありませんでした。
けれどこの映画の中に生きる納棺師と妻はとても自然でよかった。
人はいつか死を迎え、次の世界へ旅立ちます。
その門出にふさわしい支度のお手伝いおくりびとは
とても美しいと思いました。
そして、おくりびとその言葉もとても美しいと思いました。
おくりびとは美しくて感動的な映画です。
この映画で素晴らしい感動を体験できたこと
感謝したいと思います。
「おくりびと」
人生最後の旅立ちのお手伝いをする、納棺師のお話です。
主人公は交響楽団のチェロ奏者をしていましたが
突然解散を告げられ、職を失ってしまいます。
妻と故郷山形へ帰って新たな出発をするため
求人広告を見て面接に行きます。
そこはNKエージェントという旅行代理店のように思える会社。
実は旅のお手伝いではなく、人生最後の旅立ちのお手伝い
納棺師の仕事だったのです。
「NK」という社名は
NOKAN(納棺)からつけられたというわけですね。
面接当日、履歴書も見られずに入社が決まった主人公は
とまどいを隠すことができません。
社長に気に入られ、天職だと言われながらも
どんどん仕事が舞い込み
おぼつかない状況の中、見よう見まねで段取りをこなしていきます。
妻にも同級生にも本当のことが言えないまま
時間だけが過ぎたある日
同級生の母親(おばちゃん)の死を知らされ
旅立ちの支度に出向きます。
おばちゃんの身体を清め、白装束を着せ化粧をほどこす
その仕事をじっと見つめる妻と同級生は
いつのまにか主人公の静謐な姿に見入り心を打たれます。
いろんな事情、いろんな人生を送った人の死に立ち向かうということは
とてもドラマチックです。
いくつかの笑いと涙のシーンを織り交ぜながら
映画はラストシーンへ…
私、ほとんど半分は泣いていました。
実はモックン(主人公)も広末(妻)も好みの役者さんではありませんでした。
けれどこの映画の中に生きる納棺師と妻はとても自然でよかった。
人はいつか死を迎え、次の世界へ旅立ちます。
その門出にふさわしい支度のお手伝いおくりびとは
とても美しいと思いました。
そして、おくりびとその言葉もとても美しいと思いました。
おくりびとは美しくて感動的な映画です。
この映画で素晴らしい感動を体験できたこと
感謝したいと思います。
by yuki-amori
| 2008-11-13 22:32
| 映画時間